私たちの仲人をして下さった伯母さんが先日亡くなり、急遽広島に行って来ました。
約1年前に倒れて以来、話はできない状態と聞いていました。静かに亡くなったそうです。89歳でした。
通夜、葬儀が終わり、久々の広島でしたので、墓参りをしました。
帰る前に、ここだけはと思っていた、広島平和記念資料館に行きました。
伯母さんが亡くなったという連絡を受けたその夜のニュースで、10年かけて検討してきた展示のリニューアルが終わり、本館がオープンしたという特集をやっていたので、このタイミングで広島に行くことになったのも何かの縁だと感じていたからです。
久々にしっかり見た原爆ドーム平和の灯の向こうに平和記念資料館 以前の展示で印象的だったろう人形はなくなっていました。
一つ一つの展示に、残された家族や関係者とのつながりを伝えるエピソードなどが添えられ、より、感情に訴える内容になっていたと思います。
Webに、個人の記録用であれば写真撮影可とありましたが、物は写せても、人の写真は写す気になれませんでした。
目で見るのではなく、その場で感じるものだろうと思ったからです。
Webへの掲載については記載がなかったので確認した所、YouTubeで公開する場合は許可をもらっているが、それ以外は数枚程度であればいいでしょうとのことでしたので、少し載せます。
原爆投下前の広島県産業奨励館。今の原爆ドーム。被爆時は無傷だったものの、10年後に白血病となり亡くなった佐々木禎子さんが、回復を願い、薬の包み紙など身の回りの紙で折った鶴 原爆の子の像建立につながった、佐々木禎子さんについては
こちらをご覧下さい。
行きにも見ていた光景ですが、資料館を出てあらためて見ると、原爆投下直後の、助けを求める人々や遺体であふれていた状態が思い起こされ、違って見えました。
あらためて、核兵器廃絶、不戦への思いを強くしました。
まだご覧になったことがない方はもちろん、以前にご覧になった方も是非、お訪ねになって欲しいと思います。
posted by otomi at 13:21|
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