高速道路と地球温暖化がテーマです。
実は、様々な調査、試算の結果、一般道を走るかわりに高速道路を利用することは、地球温暖化対策になるそうです。
一般道路を利用する場合より渋滞が少なく、目的地にもよりますが走行距離が短くなる場合が多く、発進停止が少なく安定走行できるため平均燃費が向上する等の理由によります。
今や利用率が70〜80%に達しているETCも、料金所での停止がいらなくなるため燃費向上になるだけでなく、ETC装着車を対象にした割引制度を活用して、交通の集中を抑え、渋滞を減らす事でも温暖化抑止に寄与しているとのことです。
ところで、打ち合わせに伺った時、気になっていた事を確認してみました。それは、高速道路の無料化や、景気対策としての大幅割引が話題になっていますが、公団時代の債務返済との関係はどうなるのかということです。
国が景気対策と言っている以上、国が肩代わりするのだろうと思っていましたが、やはりそうで、本来入るはずの通行料金と、割引した料金との差額は、国が補填するそうです。
まあ、公団が作った借金を税金で返すという形なわけですね・・・。
ちなみに、割引の場合はわかりやすいのですが、無料化となると、債務との関係はどうなるのか気になったのですが、その点については、民主党から具体的な方法が提示されていないためわからないとのことでした。
次の選挙でも民主党が高速道路無料化を掲げるようであれば、その点をどうするつもりなのか、しっかり見てみたいと思います。
『素敵にTalkV〜環境立国への交響曲〜』
東海テレビ 12月28日(日)午前6時30分〜45分