2009年05月02日

J-WAVEに出演してお話したこと2

 先日、「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」に電話出演して解説させていただいたお話の続きです。

 日立ブランドの冷蔵庫が、断熱材に再生原料を使うことで、新たな石油原料を使う場合より、CO2を48%削減するとしていたのに、実際には、再生原料をほとんど使っていなかった問題です。

 今回、省エネ大賞を返上する事になったのですが、賞を出す時に分からなかったのかという声が上がっています。

 日立側にヒアリングした際、すでに製品化しているという答えだったので疑わなかった、などと報道されていました。

(実は、後になって見つけたのですが、省エネ大賞の審査に当たっては、書類やヒアリングだけでなく、現物・現地の審査も行うことになっていました。
省エネ大賞(省エネルギー機器・システム表彰)応募要領
http://www.eccj.or.jp/bigaward/08/index.html#03
なぜ、現地の確認までして分からなかったのか不思議です。)

 今回の件で、省エネ大賞に対する信頼は、大きく傷つきました。省エネを頑張っている企業を応援しようという、社会的な意義の大きい賞なのですから、一層、厳正な審査を行って、信頼回復に努めて欲しいと思います。

 また、企業の側も、モラル向上、迅速な情報伝達、現場の確認など、やれる事は色々あると思います。
消費者が安心して、商品を買い、サービスを受けられるよう、信頼を裏切らないでいただきたいと思います。

 
posted by otomi at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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