2010年05月02日

温暖化が引き金となる寒冷化のリスクについて

 4月30日、「IPCC問題の検証と今後の科学の課題」と題する、日本学術会議 公開シンポジウムが開かれました。 http://ow.ly/1Fc8c

 この会議に関する、ジャーナリスト、岩上安身さん( @iwakamiyasumi )のツイートをきっかけに、現在、Twitter上で、温暖化に関する情報が飛び交っています。

 私も、環境の分野を専門とするジャーナリストの端くれとして、いくつかツイートをさせていただいています。

 昨日のものについては、役立つつぶやき20100430の、22:34:31以降をご覧頂ければ幸いです。

 実は、今夜も、岩上さんにRT頂いた事をきっかけに、連続ツイートさせていただきました。

 しかし、岩上さんから、多すぎてRTしきれないのでまとめてもらえないかと、ご連絡いただきましたので、急遽、その関係のツイートだけを掲載いたします。

 古いツイートから順に並んでいます。


    @iwakamiyasumiさんの、「氷期!? RT @otomitv 今は間氷期です。問題は「気候変動」です。気温が上昇する可能性の方が高く見積もられていますが、海流の流れの変化等によって、一旦、氷期になるリスクもあります。」というつぶやきに対して、

  • 氷河期の内、暖かい時期が間氷期(現在)、寒い時期が氷期です。この図は南極の氷に閉じこめられた空気から、80万年前以降の大気の状態を解析したグラフです。続く http://ow.ly/1FHl9 RT @iwakamiyasumi: 氷期!? posted at 23:22:11

  • 上から、CO2濃度、気温、メタン濃度です。右端が現在です。数万〜十数万年に一度、暖かい時期がありますが、それ以外は現在より平均気温が4度から10度以上低い氷期です。続く http://ow.ly/1FHl9 RT @iwakamiyasumi: 氷期!? posted at 23:25:30

  • 過去1万年間は大きな変動はなく、このままなら2~3万年は穏やかなのではないかと予想されていたのですが、急激なCO2やメタン濃度によって、気候変動が起きる事が心配されています。続く @iwakamiyasumi: 氷期!? posted at 23:33:13

  • 今のところ、温室効果ガスの増加にともなって、気温も上昇するというシミュレーションが多いのですが、海流の変化によって、一旦寒冷化するシナリオもあります。アメリカ国防総省の2003年のペンタゴンリポートなどが有名です。続く @iwakamiyasumi: 氷期!? posted at 23:36:20

  • ペンタゴンリポート 英語 http://ow.ly/1FHCq 日本語 http://ow.ly/1FHCR これは、映画「デイ・アフター・トゥモロー」の元になったと言われています。 続く @iwakamiyasumi: 氷期!? posted at 23:41:21

  • 氷期から間氷期へと温暖化していく途中で、急激に寒冷化した、ヤンガードリアス期 http://ow.ly/1FHHl と同様の現象が起きるのではないかという説です。 続く @iwakamiyasumi: 氷期!? posted at 23:44:14

  • 極地で海水が海氷になる際、塩は氷になれず取り残されるため塩分濃度が高まって重くなった水が沈み込みます。それらが原動力となって 熱塩循環 http://ow.ly/1FHO6 という地球規模の海水の流れができています。 続く @iwakamiyasumi: 氷期!? posted at 23:49:57

  • しかし、極地で氷河、氷床が溶けて淡水が増えると、塩分濃度が高まらないため、沈み込みににくくなり、熱塩循環が弱まる心配があるのです。ヤンガードリアス期は、北アメリカの氷床の融解が原因だったとされています。 続く @iwakamiyasumi: 氷期!? posted at 23:53:45

  • 今回、温暖化の進行でグリーンランドの氷床が溶けることで、同様の現象が起きるのではないかと危惧されているわけです。しかし、わからない面も多く、予測が難しいため、IPCC等は、温暖化の予想の方を前面に出しています。 続く @iwakamiyasumi: 氷期!? posted at 23:56:17

  • ですから、「地球温暖化」一辺倒ではなく、上下の振幅が大きくなる意味も含めて、「気候変動」という表現に変えていこうという話なら納得できるわけです。しかし、ビデオを拝見していない段階では、何とも。 続く @iwakamiyasumi: 氷期!? posted at 23:58:52

  • ビデオは楽しみに拝見しようと思いますが、もし仮に昨日の参加者が全員(ないと信じますが)、人為的温暖化を否定したとしても、ここまでの膨大なデータや論文がありますから、気候変動へのリスクの懸念が揺らぐことはないと思います。 @iwakamiyasumi: 氷期!? posted at 00:01:49

  • 夢中で連続ツイートしている間に、ご本人は、早々に、大量のMentionsに対し、RTしきれませんと書き込まれていた事を知り、昨日の会がこの話だったかどうかもわからないのに、詳しく書きすぎた、と反省。しかし、多くの方からFollow頂き、少し報われた感じです。ありがとうございます。 posted at 00:31:46

  • 小氷期の気温低下は、1度未満です。熱塩循環に異常が起きれば、そんなものではすまないと思います。 RT @fe3y_smr: 正しくは小氷期あるいは低温期です。中世ヨーロッパなどで極端に低温が続いた時期などがありました。 RT @iwakamiyasumi @otomitv 氷期? posted at 00:34:46

  • 皆さんの書き込みを拝見していると、昨日は、私が書いたような内容にまで踏み込んではいないような気がしてきました。そのリスクは知っていても、立場がある先生方は、そこまで口にされないように思います。まぁ、ビデオを拝見すればわかることですから、想像するのはやめておきます。 posted at 00:39:39



 とりあえず、ここまでまとめました。

※後日追記

岩上安身さん( @iwakamiyasumi )が、シンポジウムの内容を書き起こして下さいました。

2010年4月30日 日本学術会議 公開シンポジウム「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)問題の検証と今後の科学の課題」全記録

結論的には、人為的な地球温暖化自体については、気候の専門家の先生方は疑問なし。太陽が専門の先生だけ、分からないのではないかという立場でした。
やはり、上記のような地球寒冷化のリスクについての詳しい言及はありませんでした。


posted by otomi at 01:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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