2019年10月12日

特別な名称が付けられるような台風被害になる可能性も

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画像:earth.nullschool.net より

 上陸前に「外に出ると命に危険が及ぶような暴風が吹く可能性があります」と警告した時の台風15号の様子と、今回の台風19号を比較してみました。
 暴風が吹く範囲が桁違いに大きいことが一目でわかります。雨量も多い所では24時間で1000mmと、中小河川にとどまらず、大河川の氾濫すら可能性があるレベルの豪雨、さらには大潮と重なる高潮と台風の三重苦が予想されます。

 特別な名称が付けられるような台風被害になる可能性もあります。
 ただ、今回はこれまでにないほどの強い調子で、警戒が呼びかけられていますから、それを真剣に受け止めてきちんと対策を取っている方が多いことを願います。


2019/10/12 9:30 追記

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画像:NASA

まるで日本が飲み込まれるよう。

2019/10/12 19:30 追記

2019-10-12 19.17.45 www.data.jma.go.jp 5a83e4e4ed80.jpg

2019-10-12 15.28.13 www.data.jma.go.jp 8dddfeaa4894 (2).jpg

箱根での24時間降水量の日最大値、877.5mmと、観測史上最高となりました。12時間降水量も691.0mmに。台風19号は、先程伊豆半島に上陸したばかり。さらにまだ降る可能性が高いですから、とにかく命を守りましょう。

2019/10/13 19:30 追記

2019-10-13 19.51.11 www.data.jma.go.jp 259b5a04966d.jpg

箱根での一日の降水量は結局、922.5mmに達し、観測史上最高、降り始めからは1001.5mmという信じられない雨量になりました。


2020年2月23日追記

 この記事で心配していた通り、特別な名称が付けられる台風被害になってしまいましたね。
 被害範囲の広がりから、私もつけるなら東日本台風が適切だと思っていました。

ウェザーニース:「令和元年 東日本台風」
気象庁は42年ぶりに台風の名称を定める
https://weathernews.jp/s/topics/202002/190135/






posted by otomi at 02:46| Comment(0) | 警告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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