ということは、国としての導入も、2008年度はなくなったということでしょう。
自民党が成立させたい法案とバーターにして、民主党が環境税導入を求めるといった展開でもあれば別ですが。
昨日もお伝えしたように、二酸化炭素削減は待ったなしですし、環境税は、やり方によっては大きな効果が期待できるのですが、残念です。
もちろん、消えたわけではなく、機が熟すのを待つということだとは思いますが、今は、1年の遅れが大変大きな意味を持ちます。
状況を見守っている余裕はないのですから、経済界からの抵抗にあおうが、大局的な視野に立ち、政治が強力にリードしていって欲しいと思います。
法律を成立させられるのは政治だけなのですから。
もっとも、私も一種の変化球ではありますが「道路特定財源を『環境対策』への活用に関する要望」を全国各地の約20名ほどのかたがたと連名で関係省庁や政党に送付いたしました。(内容はホームページに掲載) とにかく可能な限り意思表示していくことだと思います。
ところで、人間開発報告書の要約・解説をあるブログ(温暖化で大論争していた)にリンクさせていただきました。説得力のある資料だと思います。私のホームページにも、と思っておりますのでご了解ください。
王道の環境税導入を求めていくべきところではありますが、すぐには難しそうですし、道路特定財源の暫定税率分を環境目的に、というのも確かに、一つの手ですよね。
自民党や地方は暫定税率延長、民主党は一般財源化と言っている中で、来年3月までに、環境目的のしっかりした案を、どの勢力が出すのかと考えると、なかなか厳しそうですが、機会あるごとに声をあげて、伝えていくことは大切ですよね。
そうした声が広がることは、何らかの環境税導入の地ならしになりますからね。
リンクの件、もちろんOKです。ありがとうございます。