2015年12月04日

12月議会で一般質問しました

豊明市議会の12月定例月議会で、一般質問をしました。
通告書に書いてない部分の質問の補足と、答弁の概要をお伝えします。

1件目「水上メガソーラー計画の進捗状況について」。
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10月に環境課の課長と係長が、兵庫県と、兵庫県内3市、及び水利権者にヒアリングし、有効性を確認したとのことで、豊明市での実現に向けて、関係者との調整をするとのことでした。

中部電力からは、高圧の限度である1990kWでの接続が可能であるとの回答を得たそうで、2000kWを超えると特別高圧となり、格段に手続きが複雑になることから、設置予定は2200kW〜2500kWであるものの、あえて抑えるとのことでした。

大規模太陽光発電については、早ければ平成29年度から固定価格ではなく、入札によって売電価格が決まるようになる可能性があることから、来年度中には稼働できるように、早めに確実に進めるよう要望しました。


2件目「新電力事業の検討状況について」。
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こちらの方はなかなか進んでいかない感じですが、福岡県みやま市の例について、会派視察の報告書にあるように、いずれ、自治体主体の電力会社が全電力の3割くらいを占めるようになるだろうと予測して、システムの共有化や電力の安定供給の仕組み作りを進めていて、豊明市が電力会社を作った場合、是非、協力しましょうと言ってくれていることなどを伝えました。

水上メガソーラーのこともあり、手一杯の様子だったので、大阪府泉佐野市のように、人手も手間もあまりかけずに電力会社を作るパターンから、福岡県みやま市のように、高齢者の見守りサービスだとか、商店街の振興だとか、企業誘致だとか、色んなメリットを活かそうとしてしっかり手間も人もかけるパターン、浜松市のように、出資比率8.3%の株式会社を作って役員もひとりだけ送り、地元企業の振興だとか、安い電力を供給することで企業誘致をしようという形まで色々なやり方があることを紹介し、電力全面自由化後の第二弾くらいには参加できるように、研究は進めておいてはどうかと提案しました。


3件目「防災力向上の取り組み、及びタイムライン(事前防災行動計画)について」。
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 去年8月の広島の豪雨災害では、広島市安佐北区と安佐南区の狭い範囲に、突如として猛烈な雨が降り続き、午前1時から4時までの3時間で187mmもの雨量となり、土砂災害が166か所で起き、寝込みを襲われて74人もの尊い命が失われました。
この災害は、短時間で状況が大きく変化した場合、しかもそれが深夜に起きた場合にどうすれば良いのか、という問題を行政に突きつけました。

 そして、まだ記憶に新しい今年9月の関東・東北豪雨では、線上の一定の地域に豪雨が降り続き、その線上降水帯が少しずつ移動していって、結果的に広い範囲に被害をもたらしました。栃木県では24時間雨量が500mmを超え、その影響で鬼怒川が下流の茨城県常総市で、堤防を超えて水があふれる越水や、堤防が根元まで破壊される破堤を起こし、5000戸近い住宅が床上浸水、床下浸水は7000戸以上という被害になりました。
時間的余裕があったにもかかわらず、実際に堤防が破れた地点には、事前の避難指示を出さなかったことで、行政が厳しく非難されました。

今後、地球温暖化の進行により、ますます、これまでの常識が通用しない、想像を超える気象災害が頻発するようになっていくことが予想される中、避難勧告、指示、命令の出し方、連絡手段、災害要支援者への対応など、最近の災害事例を受けて強化した、或いは検討をはじめたことがないか聞きました。

 去年8月の広島の災害をうけて、避難勧告、指示等を出す際のマニュアルを改定したそうです。
それまでは、土砂災害が懸念される際には、職員が、パトロールして回ってから判断していたそうですが、それでは間に合わない可能性があるため、気象情報の分析で、危険性が高まっていると判断できる場合には、現場の確認前であっても、避難勧告や指示等が出せるようにしたそうです。

 また、深夜になってから大雨警報が出る可能性が高い場合には、あらかじめ避難しておけるように、実際に警報が出る前であっても、避難準備情報を出すことにして、該当する地域にもすでに説明したとのことでした。

 現在の豊明市の洪水ハザードマップは、東海豪雨の際を参考に、内水氾濫の想定となっています。実は愛知県は、平成14年、20年と、境川が破堤した場合にどうなるのかシミュレーションをしていますが、その結果を見たことがあるか聞いた所、ないとのことだったので、愛知県の河川課に行けば、破堤か所など様々な条件を自分で想定して、シミュレーションできるので、確認しておくことを薦めました。

その他以下の様々な事を提案しました。

●関東・東北豪雨では、流量が増え、流速が上がった場合、川の形による影響が大きく出る事があらためて確認され、川が湾曲している場合、遠心力によって、弧の外側に向けて、越水や決壊が起きやすいため、境川や支流の正戸川など、急角度で曲がっている場所がある川の危険性をあらためて確認すること

●市役所の本館の非常用電源は地下にあり、コンクリート壁で囲って浸水しにくい構造にはなっているものの、破堤した場合は、2m以上の浸水となる可能性もあり、その場合には本館は電源を失ってしまうことから、市役所の機能が大きく損なわれた場合に、どうするのか、標高が比較的高く、一部の機能を移せる場所があるのかなど、検討しておくこと

●浸水のおそれがある地域を重点的に、同報無線を整備することも検討するとのことだったので、その場合、最近のデジタル同報無線は、双方向通信ができ、現場の様子をカメラで見ることも可能なものがあるため、予算とも相談しながら、重要な地点については、そうしたものの導入も検討すること

●もし同報無線を整備したとしても、豪雨の中では声が届かないケースが見られたことから、まだ、すぐに危険な状態には至らないと思われる場合、避難する時に、向こう三軒両隣に声をかけることをお願いすること。情報伝達の漏れを防ぎ、避難に助けが必要なケースなど、周囲で力を合わせる事が期待できるためです。

●災害要援護者について、災害時以外は情報を伝えて欲しくないという人の名簿は、町内会長や区長に災害時になってはじめて渡すとのことだったので、それでは遅くなるため、防災講演会の際、YY防災ネットの吉田亮一氏が紹介してくれた、要援護者の情報については、必ず手書きで書いてもらって、封筒に入れて封をし、「災害時のみ開封」と書いて避難所に置いておき、毎年度また新しく集めて、未使用であればそのままシュレッダーにかけるという方法を参考にさせてもらってはどうか。

●調べた中で最も詳細に288項目にわたって定めている佐賀県小城市の例を参考に、豊明市でも独自のタイムラインを作成し、各機関や周辺自治体に連携を呼びかけていってはどうか。


基本的に、答弁でこれはやりませんというものはありませんでした。


4件目「広報、広聴、市民とのコミュニケーション手段としてのLINE@の活用について」。
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スマホのキャプチャー画面のコピーを見せながら、文字ばかりで固い表現の豊明市のお知らせメールと、LINE@を使った、様々な自治体の、絵文字や写真を使った親しみやすいメッセージを比較し、10代で80%、20代の90%、30代でも70%が利用している、若い世代にアクセスする手段として特に有効な情報インフラとしてLINE@の活用を提案しました。

月額数千円程度と低価格で、アンケート、クーポン、防災情報収集など、様々な使い方が可能であるため、総合的に見て検討したいとのことでした。



質問後は、A3用紙12枚をつなぎ合わせて作った佐賀県小城市のタイムラインを見ようと、人だかりができました。総務防災課が参考に欲しいとのことでしたので差し上げました。




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2015年11月23日

とみなが秀一政策研究会だより第3号

色々あって、なかなか取り掛かれなかったのですが、ようやくとみなが秀一政策研究会だよりの第3号を発行しました。

印刷ができ次第、地元の地区を中心に新聞折込をする予定ですが、一足先に公開します。

2015会報3号2.pdf

豊明市内の方で、確実に届けて欲しいという方はこちらから、メッセージをお送り下さい。





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会派「新風とよあけ」で視察に行きました

10月21・22日と、所属会派「新風とよあけ」で視察に行きました。
@福岡県みやま市 「みやまHEMSプロジェクトについて」
A岡山県玉野市 「優良田園住宅について」

報告書を作成しました。
201510新風とよあけ会派視察報告書.pdf

福岡県みやま市は、自治体が主体的に電力事業を行うことで、市の財政を豊かにし、市民サービスを向上させようとしています。

自治体による電力会社が3割程度を占めるようになると予想し、自治体電力同士で連係し、安定供給を図る取り組みや、そのために電力需給オペレーションや顧客管理システムを共有して導入、運営コストを抑えようという提案は、大変魅力的だと感じました。

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みやまHEMSプロジェクトショールーム

優良田園住宅については、制度としては、市街化調整区域をはずすことなく人口増に結びつけることが可能な、有効な制度だと思われます。

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原則として生け垣とすることも優良田園住宅の条件となっている。





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建設消防委員会で行政視察に行きました

10月5日〜7日に、所属している建設消防委員会で行政視察に行きました。
@埼玉県桶川市「日本初の水上メガソーラーについて」
A群馬県みどり市「みどり市新エネルギー導入推進計画について」
B千葉県浦安市「女性消防団について」

報告書を作成しました。
201510建設消防委員会行政視察報告書.pdf

特に、水上メガソーラーを導入する場合、どのような検討事項があり、その解決方法としてどのような方法があるのかなどが分かったのは大きな成果でした。
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ソーラーオンザウォーター桶川

また、熱交換塗料の効果を実際に施工箇所を触ることで、あらためて確認できたため、今後、ふさわしい施工場所の案件が出てきた際に提案していきたいと思います。
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奥が熱交換塗料施工面




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2015年11月07日

【動画】豊明市議会9月定例月議会 8件の一般質問

愛知県の豊明市議会の2015年9月定例月議会の一般質問の動画が公開されていました。
私の8件の質問の部分をご覧下さい。

通告書と概要はこちら

内容は
1件目「水上メガソーラー計画と新電力事業の進捗・検討状況について」
2件目「下水熱ポテンシャルマップの策定について」
3件目「消防庁舎の断熱対策について」
4件目「LEDのレンタル、リースによる導入について」
5件目「予算額の決め方について」
6件目「前後駅周辺への国際ホテル、オフィスビル誘致について」
7件目「前後駅の有料駐輪場の拡張について」
8件目「ひまわりバスのサービス向上について」
です。







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2015年10月18日

保存 「年金積立金の適正運用ならびに年金情報流出の全容解明と再発防止を求める意見書」

豊明市議会で、9月25日に賛成多数で採択した「年金積立金の適正運用ならびに年金情報流出の全容解明と再発防止を求める意見書」です。
保存のためアップしておきます。

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2015年09月01日

8件の一般質問無事終了

本日、豊明市議会の9月定例月議会で、8つの一般質問をしました。
通告書に書いてない部分の質問の補足と、答弁の概要をお伝えします。

1件目「水上メガソーラー計画と新電力事業の進捗・検討状況について」。
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池の水面、2万6000平方メートルに9600枚の太陽光パネルを浮きに載せて並べる場合、2500kWの最大出力となり、設備、保険、リース手数料等も含めた20年間の総額より売電収入が2億5000万円多くなるという試算結果になったそうです。

今後は、先進事例を兵庫県などに視察に行ったり、想定している場所で発電した場合、系統への接続が可能か、その場合の費用はいくらぐらいになるのか中部電力に試算してもらうとのことでした。

新電力については、やや及び腰でしたが、電力小売完全自由化がはじまってからでは、囲い込みが進んでしまい、他の自治体の成功例を見てから参入しようとしても、難しくなってしまう可能性があると指摘した所、先進事例を勉強したいとのことだったので、群馬県や大阪府、福岡県などの自治体を紹介しました。

2件目は「下水熱ポテンシャルマップの策定について」。
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工業用地等として新たに開発し、インフラ整備をする際には、冷暖房の需要が多い施設の建設を予定している企業等に対して、下水熱の情報を提供して、利用の促進を図っていきたいとのことでした。

3件目は「消防庁舎の断熱対策について」。
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エコ改修の必要性は十分認識しているので、来年度、幾つかの技術を複数の部屋で施工してデータを取り、比較検討した上で、公共施設の長寿命化の一環などとして整備していきたいとの事でした。

4件目は「LEDのレンタル、リースによる導入について」。
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防犯灯については4234灯の内、2000灯をリースでLED化していて、年間191万円あまりのリース代に対して、年間336万円の電気代削減になっているとのことでした。耐震改修にともなって照明を新調している本庁舎は除いて、まずは公共施設で一日8時間以上点灯している場所をピックアップしてはどうか、そうすれば業者で試算ができるので、その上で検討すれば良いと提案しました。

5件目は「予算額の決め方について」。
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通告書の内容に加え、最近の例として、救急消毒室建設工事が、補正予算額3797万5千円に対して、落札額+税で3736万8千円と、98.4%になった例を紹介。
そして、議案質疑などで取り上げた、図書館のエレベーター改修は、予算が3300万円となっていて、相場は2000万円以下だとかなり言ったおかげか、結果的には1860万円と、大体相場内に落ち着いたものの、これも特に取り上げていなければ3000万以上になっていた可能性はあるのではないかと指摘しました。

価格がある程度決まっている物については積極的に情報収集をしていきたいとのことで、コリンズというシステムも活用していきたいとのことだったもの、コリンズでは、入札資格があるか確認することはできても、案件の細かい情報やどんな会社がどれだけの価格で入札したかなどの詳しい情報はわからないとのことだったので、月々数万円かかっても、民間の情報を活用するよう提案しました。

6件目は「前後駅周辺への国際ホテル、オフィスビル誘致について」。
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改正都市再生特別措置法でも求められているように、都市の機能を集約させていく必要があると考えており、今後策定する第3次都市マスタープランなどでもそうした視点で前後駅周辺の将来像を描いていく。国際的なホテルやオフィスビルを含んだ複合施設についても排除せず考えていくとのことでした。

7件目は「前後駅の有料駐輪場の拡張について」。
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通告書の内容に加え、有料駐輪場に1日停めると100円かかるものの、もし1カ月定期が買えれば、1カ月1480円ですみ、もし高校生以下の学生なら1050円ですむため、月平均22日の利用だとして一般の方なら1.5倍、学生さんなら倍以上かかることになること、1年の定期で比較すると、その都度払いだと、定期に比べて一般の方なら1万4000円、学生さんなら2万円も余分に払う事になることなどを紹介し、有料駐輪場の増設を提案しました。

月に7台分しか問い合わせがなく、耐震工事が終われば有料分が8台増えるのでほぼ需要は満たしていると考えているとのことでした。
しかし、ハインリッヒの法則という、事故に関する法則の応用で、1件のクレームの裏には29件の軽度のクレームがあり、300件のクレームに繋がる可能性がある不満が発生していると言われることを紹介し、満車の状況を見てあきらめて問い合わせないものの、あいているなら利用したいと考えている潜在的な需要があるのではないかと指摘しました。


8件目は「ひまわりバスのサービス向上について」。
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車内への路線図の掲示はすぐに対応するとのことでした。
定期については、それも含めて地域公共交通会議に諮り、ひまわりバスの利便性向上について前向きに考えていくとのことでした。

当局のコンパクトな答弁の協力もあり、8件とも必要と考えるやりとりは一通りでき、それなりの成果も得られました。




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2015年08月22日

8件の一般質問を9月1日に行います

豊明市議会の9月定例月議会で、私は8つの一般質問をすることにしました。
9月1日(火)の3人目です。進行次第ですが、午前の最後か午後の最初になると思います。
豊明市民の皆さん、よろしければ傍聴にお越し下さい。

質問は1件目「水上メガソーラー計画と新電力事業の進捗・検討状況について」。
6月の議会で提案したうち、水上メガソーラーと新電力事業についてその後の検討状況を聞きます。
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2件目は「下水熱ポテンシャルマップの策定について」。
地中熱と同様、大気より温度が安定している下水熱の利用を進めるため、どこにどの位利用できる下水熱があるか示す下水熱ポテンシャルマップを作る考えがないか聞きます。
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3件目は「消防庁舎の断熱対策について」。
鉄骨ガラス張りでデザイン性は良いものの、断熱性が低い消防庁舎の空調費用を抑えるため、窓に透明な断熱フィルムを貼る考えはないか聞きます。
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4件目は「LEDのレンタル、リースによる導入について」。
長時間点灯する場所について、月々のリース代、レンタル代よりも、節約できる電気代の方が多くなり、すぐに経費削減につなげられるLEDのリース方式やレンタル方式による導入をする考えはないか聞きます。
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5件目は「予算額の決め方について」。
図書館のエレベーター改修工事などで、予算額が相場よりかなり過大になるケースが見られたたため、様々な情報を得る努力をして、できるだけ自前で適切な予算を決めるようにしてはどうか、また入札の申込期間が3日間と、短いため、もっと長くする考えはないか聞きます。
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6件目は「前後駅周辺への国際ホテル、オフィスビル誘致について」。
高いポテンシャルを持ちながら今ひとつ発展していない前後駅前に、訪日外国人の激増に対応する国際的なホテルやオフィスビルを誘致する考えがないか聞きます。
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7件目は「前後駅の有料駐輪場の拡張について」。
前後駅の有料駐輪場が、1カ月以上の定期の利用がいつも一杯の状態なので、有料駐輪場に二階部分を作ったり、近くの無料駐輪場を屋根付きにして有料駐輪場にする考えはないか聞きます。
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8件目は「ひまわりバスのサービス向上について」。
ひまわりバスの車内に路線図がなく、常連でない乗客がとまどう場面がみられるので路線図を設置する考えはないか、月額1000円、年額1万円といった定額で乗り放題にする定期券を導入する考えはないか聞きます。
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これまでの豊明市議会では最多で4件だったそうで、8件は初ということです。
そんなにできるのか心配する声はありますが、一括質問一括答弁方式なので、まとめて質問し、まとめて答弁してもらう形ですから、少なくとも一度は答えがもらえます。その中で必要なものだけ再質問していくつもりです。

当局にもコンパクトな答弁をお願いしないといけませんが、充実した一般質問になるようしっかり準備したいと思います。





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2015年07月24日

とみなが秀一政策研究会だより第2号

とみなが秀一政策研究会だよりの第2号を発行しました。
どんな形で出すか、色々検討したのですが、結局カラー表裏で印刷会社にお願いすることにしました。
カラーの印刷代が驚く程安くなっていて、色付きの紙にモノクロで印刷するよりもコストが抑えられるからです。

B4サイズ両面フルカラーで1枚3円以下です。もちろん紙代送料等込みで。

印刷ができ次第、地元の地区を中心に新聞折込をする予定ですが、一足先に公開します。
201507会報2号02.pdf

豊明市内の方で、確実に届けて欲しいという方はこちらから、メッセージをお送り下さい。




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2015年07月22日

中日新聞 特報 「再生エネ 誰のもの?」

中日新聞 特報 「再生エネ 誰のもの?」
http://chuplus.jp/paper/article/detail.php?comment_id=289045&comment_sub_id=0&category_id=116&from=news&category_list=116&pl=617012451

今日の中日新聞の特報記事で、景観等の問題から高知県土佐清水市と大分県由布市で起きている、メガソーラーに対する反対運動についてと、現状、地元への恩恵が少ない場合が多い実態を取り上げていました。

景観の問題は主観の要素が大きいので深入りしませんが、後半の問題はまさにその通りで、私が議会の一般質問で取り上げたのもその事でした。

記事にあるように、

「土佐清水市と由布市のメガソーラーでは、それぞれ約五億三千万円、約三億六千万円の年間売電収入を見込む。事業者は巨利を得る一方、受け入れ地域の恩恵は市町村への固定資産税ぐらい。」

こういうケースがほとんどです。
自治体の土地を貸す場合はこれに年間数百万円程度の賃借料が入る程度。
年間何千万、億という売電収入はファンドや業者に入るのです。
とはいえ、自治体が巨額の投資をするのは難しいため、私はリース形式を提案しています。

そうすれば初期投資はほとんどいらず、リース料等を支払ってもそれ以上に売電収入が見込めるため、差額をすぐに財政に回せるというわけです。

山下英俊・一橋大准教授が

「自ら発電、消費し、余った電力は売るというエネルギーの自給自足ができれば地域の自立につながる。」

とおっしゃっているように、私も、豊明市が主体となって発電事業をすること、さらに、電力会社を設立し、主に豊明市内で消費する、本当の意味でのエネルギーの地産地消を提案しています。

今、会報をまとめている所ですが、
【動画】豊明市議会6月定例月議会 一般質問
http://otomitv.seesaa.net/article/422194066.html
こちらの記事でもご覧になれます。





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2015年07月21日

保存 「マイナンバー制度の実施には慎重に対応することを求める意見書」

こちらは6月29日に全会一致で採択した「マイナンバー制度の実施には慎重に対応することを求める意見書」です。

当然私も賛成したのですが、こちらの方は賛成者に名前がありません。

会派会議で全会一致と決まった場合、最大会派の代表が提出者となり、会派会議のメンバーが賛成者として名を連ねることになっているのだそうです。

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保存 「国民的合意のないままに安全保障法制の見直しを行わないよう求める意見書」

会報を書いていて、意見書を豊明市や市議会のWebで探しても見あたらず。

当然あるものと思っていたら、どうやら公開することになっていない様子。
これも考えて行かなくては。

ということで、5月15日に可決されたものではありますが、保存の意味も含めてアップしておきます。

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2015年07月11日

【動画】豊明市議会6月定例月議会 一般質問

豊明市議会の6月定例月議会の一般質問の動画が公開されていました。

通告書はこちら

内容は「財源確保の手段としての新電力事業への取り組みと、新エネルギー推進計画について」と
「少子化対策としての送迎保育ステーションの設置について」です。

否定はしないものの後ろ向きな答弁から、次々と成功事例を紹介していく内に、徐々に前向きに変わっていきます。
是非ご覧下さい。



※豊明市議会のウェブサイトからはダウンロードして見る形式です。最初にこの記事を公開した時は、そのページをご案内していました。
画質向上は、耐震改修終了後まで待つ必要がありますが、ストリーミングで見られるようにするのはすぐにできることなので、議会改革推進協議会で議員の皆さんにお話しして、自分の一般質問の動画について、ダウンロードしてYoutube等にアップロードし、公開することを認めることに決めました。
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2015年06月26日

山形県の新電力会社は9月にも設立 豊明市は続けるか

読売新聞山形県版「県の電力会社9月にも」
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamagata/news/20150625-OYTNT50372.html

都道府県として初の電力会社「山形県新電力(仮称)」が9月に設立されそうです。
さすが、都道府県単位となると大きいですね。出資金7000万円とのこと。

豊明市も続ければ良いのですが。

最近、議会もその他の仕事も忙しく、あまり議会の事が書けていないのですが、一般質問で、予定通り、主体的に再生可能エネルギーの事業を行う考えはないか、新電力会社を作る考えはないか、送迎保育ステーションを設置する考えはないか聞きました。

通告書はこちら

議会の場ではなかなか色よい答弁はなかったのですが、次々に他の自治体で始まっている動き、成功例を、取材した内容をまじえながら紹介していくと、「考えていない」から「調査して検討してみる」へと少しずつ変化していきました。

特に主体的に行う発電事業の方は一般質問の後、「詳しく聞かせて欲しい」と言われ、後日担当部署に説明をしました。皆さんに良いお話ができるようになると良いのですが。

新電力事業についてもまた説明することになっています。

議会については、議会改革のことなど、様々な話題があります(何と全議員参加の議会改革推進協議会の副座長に選ばれました)ので、詳しくはまた書きたいと思います。




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2015年06月08日

ひまわりバスが利用しやすくなります!

今日は豊明市議会の一般質問で、会派ごとの代表質問と関連質問が行われました。

我々、新風とよあけは、近藤善人代表が質問し、副議長の杉浦光男議員を除く全員が関連質問しました。
代表質問は答弁込みで60分、関連質問は、質問時間5分間で一回だけできます。

私は市長の所信表明やマニフェストなどに出てくる「公共交通網の拡充」の関連で、豊明市のコミュニティバスである、ひまわりバスについて質問しました。
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「ひまわりバス」 豊明市Webサイトより

ひまわりバス路線図・時刻表

まず、このひまわりバスの路線図と時刻表が分かりにくいんです。

例えば前後駅から市役所まで利用しようと思った場合、名鉄沿いに走る青い線の路線が一番早そうだなと思います。
という事は2号かと思って時刻表を下を見ていくと、この路線図ではどんどん市役所から遠ざかっていく。しかも左回りと書いてあるのに右に回っていくわけです。

では2号の右回りがあるのかと思って探すとありませんし、仕方ないのでそのまま時刻表と路線図を見ていくと、また前後駅に戻ってしまいます。その後やっと市役所に向かいます。

と言うことは、最短距離の時刻を見るには、二度目に出てくる前後駅から市役所の時間を見ればいいのか、と分かるまでずいぶんかかります。

これでは、使ってみようかなと思っても、結局よく分からずにあきらめる人も結構いるでしょう。
慣れた人しか使えない状態では、新たな利用者を増やしていくというのは難しいだろうということで、まずは、せめて、回る方向の矢印を入れるなど、わかりやすくできないか質問しました。

そして、今は路線図と時刻表を照らし合わせるなんてことは、あまりしなくて、みんなWebやスマホなどで出発点と目的地を入力して、最も早いバスに乗りますから、コミュニティバスにも対応している代表的なサービス、NAVITIMEとジョルダンで調べてみると、ひまわりバスは出てきません。

愛知県の日進市や、東海市、一宮市、豊田市、豊山町などのコミュニティバスは検索できます。

非常に分かりにくい路線図や時刻表と格闘しなくても、スマホやWebで一発で検索できるようになれば、使ってみようという人も出てくるでしょう。

しかし、もし登録料などが高いといけないと思って両社に聞いてみたところ、無料とのことでした。
市から正式に時刻表などのデータをもらえれば、数ヶ月で登録してもらえるとのことでしたから、お願いする考えはないか質問しました。

もしやるということであれば、すぐ電話できるように、連絡先と担当者も印刷して用意しておきました。

最後に、今、65歳以上の方は500円で1カ月乗り放題の定期がありますが、これを65歳未満の方でも、800円とか、1000円とか、多少高くなったとしても定期で乗り放題になれば、使ってみようという人が出てくるのではないかと思い、そうした定期を導入する考えはないか質問しました。

1つ目の地図に矢印を入れるなど、分かりやすくする工夫は「すぐやります」との答弁でした。
2つ目のNAVITIMEやジョルダンなどへの登録は、担当部長の答弁は「前向きに検討」でしたが、市長が「すぐやります」と答えてくれたので、休憩になってから、連絡先などを渡しました。
3つ目は、65歳未満の方は朝、夕に決まった方が利用されるだけなのでどれだけ効果があるか分からないが一応「検討する」とのことでした。

という事で、しばらくすると、ひまわりバスが少し便利になります。
豊明市民、そして豊明市にお越しになった方、是非、ご利用下さい。



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2015年05月30日

一般質問は6月11日に決定

私の一般質問は6月11日の6人目と決まりました。
かなり遅いスタートになります。17時頃になるかもしれませんが、豊明市民の皆さん、よろしければ傍聴にお越し下さい。

質問はどちらも選挙中、街頭演説で訴えていたことです。
まずは「財源確保の手段としての新電力事業への取り組みと、新エネルギー推進計画について」。
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もう一つは「少子化対策としての送迎保育ステーションの設置について」。
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しっかり準備して質問に臨もうと思います。




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2015年05月17日

豊明市議会について & 初めて見た消防操法

一昨日、5月15日(金)に当選後初めての議会が開かれました。

議長には現役で最も多い6期目の月岡修一議員が選ばれました。

前期は、市長対議会、議会内の対立が続き、市民から「何をやっている」と言われた、今回は20人がまとまり、豊明市が、愛知県一、日本一と言ってもらえるよう、力を合わせていきましょう、と挨拶されました。

また、会派の前に、一議員として、一人一人が市民のための政治をしていこうともおっしゃっています。

こういうお考えの方が議長におなりになって良かったと思います。

そして副議長には、私が所属する「新風とよあけ」から最年長の杉浦光男議員が選ばれました。

ちなみに新風とよあけの所属議員は7人で最大会派です。
会派名の提案者は私です。新鮮でさわやかな感じがしていいでしょ(笑)

新しい議長、副議長のもと、豊明市民のための政治にまい進していきたいと思います。

委員会は、建設消防委員会、そして議会運営委員会の所属となりました。
また、東部知多衛生組合議会議員にも選ばれました。

どちらも希望していて、かなえてもらえました。これらの活動も頑張ります。

そして今日は消防団の観閲式がありました。

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消防操法大会もあり、日頃の訓練の成果を見せてもらいました。

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ポンプ車からホースをつなげて延ばし、標的めがけて放水するものですが、一つ一つの動作を確実に行う事が求められ、早さと同時に正確性も必要となります。

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代表の第7分団は8月8日(土)に豊川市で開かれる県大会に出場します。
早朝や深夜の練習は大変だと思いますが、体調に気をつけながら頑張って欲しいと思います。

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アトラクションとして、豊明市消防団応援サポーターに任命された、桜花学園大学・名古屋短期大学ダンス同好会の皆さんの踊りが披露されました。

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前半のテーマは「学校」。

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後半のテーマは「和」で、最後は団員の皆さんも参加しての「Choo Choo TRAIN」で盛り上がりました。

火事は起きないのが一番ですが、いざという時は、団員の皆さんよろしくお願いします!






ラベル:豊明市 議員 消防
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2015年05月01日

小浮市長初登庁

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昨日、豊明新市長の小浮氏が初登庁。

挨拶で職員に対して、「どんどんチャレンジして下さい、責任は私から取る」とおっしゃいました。

私達議員からも、豊明市をより良くするためのチャレンジをどんどん提案して行きたいと思います。
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2015年04月27日

豊明市議会議員選挙 選挙戦終了

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豊明市議会議員選挙に立候補し、怒濤の選挙運動が始まり、振り返るとあっと言う間に終わりました。
積極的に更新しようと思っていたのですが、疲労困憊でできませんでした。

選挙に向けて動き始めたのが2カ月前、不十分な準備のまま選挙戦に入りました。

後援会組織を育てる事もできておらず、番をする人もいないため、事務所も特別には開きませんでした。

とにかく街頭演説を積極的にしました。
数えてみたら、120か所くらいになりました。

それでも結局予定した場所、全ては回れなかったので、もっと話を短くした方が良かったのかもしれません。

多くの場合、家の中にいる人に向けて一方的に話す形になり、質疑応答ではないため、ある程度知識のある人が感じそうな疑問への答えを、先回りして盛り込んでいくと、ついつい長くなってしまいました。

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ドライバーさんを除き、基本的に一人でやっているので、書類関係、選挙カーのルート、演説ポイント作りなど深夜までかかり、連日3時間睡眠でした。

選挙戦終盤になるにつれ、選挙カーで走っている時、手を振ってくれる人が増えてきて、手応えらしきものを感じるようになりました。

以前、豊明市議を長く務めておられた、元祖市民派議員の小松猛氏も応援演説に加わって下さり、より支持が広がっていったように感じました。

それでも、選挙はフタを開けて見なければわかりません。

そして投票日、豊明市議選の選挙速報は、ずっと開票率0%のままだったので、やきもきしておりましたが、翌日0時過ぎになって見たら、いきなり100%になっていて、当選した事がわかりました。

目標最低ラインの800票は何とかクリア、20人中15番目での当選でした。

ちなみに、以前の記事で、得票数が少ない当選者が多くて再選挙になるのではという新聞記事に対してあり得ないという分析をしましたが、やはり当落ラインは700票台で、得票数不足で当選無効になる人もいませんでした。

応援してくださった方、戸別に訪問してのお礼は禁止されていますが、インターネットでの表現は許されていますので、この場をもってお礼を申し上げます。

ありがとうございました。
ご期待にお応えできるよう、精一杯頑張ります。
どうぞよろしくお願いします。
posted by otomi at 01:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 政策研究会 豊明市議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月30日

クラウドファンディングを始めました!

クラウドファンディングを開始しました。
ご支援をよろしくお願いします!

豊明市発全国へ!エコ電力会社を設立し財政を豊かに!
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